昨日,エストニアにいったため,
疲れて買い出しいったりと特に面白いことはしませんでした.
なのでフィンランドの友人から聞いたフィンランドのバイトの話をしようと思います.
PC上である数字をひたすら入力していくバイトがありました.
数字を入力せずにひたすら別のことをしていました.
バイトは夏休み限定だったので,最終日まで彼はずっと別のことをしていました.
最終日,彼はEnterを押して椅子に座り,ずっとぼーっとしていました.
翌年彼は同じバイトをしました.
しかし,今度の彼は一度Enter押した後はずっと椅子に座り,ぼーっとしていました.
彼が何をしていたかというと,
そのある数字をひたすら入力するプログラムをつくっていたのです.
という話.(ちょっと違うかもしれないけど.
彼は相当面倒くさがりだったのでしょうか,
というよりも自分でこれはプログラムをつくれると思ったのでしょう.
面白いなと思ったのは私にはこの発想が全くなかったことです.
多分,普通の人ならば,やれと言われた仕事を黙々と淡々やるでしょう.
しかし,彼はこれはつくれると思ってプログラムを書いてしまったのです.
不真面目のように見えますが,これ以上効率が高いことはありません.
私はならば良くも悪くも真面目に仕事をしてしまうでしょう.
そのクリエイティブさがとても面白いと思いました.
また,これの面白いところは彼は後何回かこのバイトをするのです.
結局その時間はずっとぼーっとしているだけで,
どっちがいいのかわからないと思います.
結局,プログラムができてしまったのため,
人間が必要なくなり,彼の存在そのものが必要ではなくなってしまったいる点が面白い.
効率を上げるためにプログラム書いたが,結局自分の存在が不必要になる話.
面白い.
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